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「旧五輪教会のスケッチ会(久賀島)」(C)山本二三
もくじ
五島列島とは
五島列島とは

五島列島は長崎の西方100Kmに浮かぶ大小約150の島々です。全島が長崎県に属し、自然海浜や海蝕崖、火山景観など複雑で変化に富んだ地形で、ほぼ全域が西海国立公園に指定されるなど、豊かな自然景観を有しています。島々には多くのカトリック教会が点在し、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」として2018年に世界遺産登録されました。
山本二三が「五島百景」を描こうと決意したきっかけ

山本二三は1953年、五島列島の福江島(五島市)で生まれました。子どもの頃から絵が得意で将来は絵の仕事ができたらいいなと思っていました。ある日、小学校の体育館で『わんぱく王子の大蛇退治』というアニメ映画を見て「こんな綺麗な世界があるのか」と衝撃を受けます。(その作品の助監督は後に『火垂るの墓』でご一緒する高畑 勲監督でした)
中学卒業後、単身で五島を離れ、岐阜県の工業高校で建築を学びます。
実家の前でトラクターに乗る父と母、叔母。農家だった。
